大人になっても記憶の脳細胞は増えるらしい
脳細胞は生まれたときが一番多くて、成長するにつれてどんどん死んでいく、というのがこれまでの通説でした。
その理由は、最初にたくさんの細胞が用意されていて、使われる神経回路だけが残されるからだというのです。
脳の発達は引き算なんですね。
そのことを証明した実験として以下の様なものがあります。
猫を縦じまだらけの壁の部屋で育てると、垂直方向へのジャンプなどの距離感がおかしくなってしまうと言うのです。
上から下まで同じ幅で同じ模様がついていることで、「上下」という位置関係を認識する能力を持つ脳細胞が死んで行くというのです。
脳細胞の数は生まれてから大人になるまでどんどん減っていく。
だからこそ、子どもの脳はたくさんのことを吸収できるし、記憶力もよいけれども、大人になると子どもの頃のような記憶力はないというのですね。
ところが、核磁気共鳴装置の精度が高くなり、脳の中の構造が生きたままで観察できるようになったことで、大人になってからも脳のある部分では鍛え方次第で細胞が増えるようになったことがわかりました。
しかもそれは記憶に関わる部分の脳細胞が増えると言うのです。
いったいどこの脳細胞が、どんな状況で増えるのでしょうか?
大人になってからも増える脳細胞の秘密とはいったいどういうことでしょうか?
←「プチフランス留学でフランス語を学ぶ」前の記事へ 次の記事へ「美肌菌とはどういう細菌のこと?」→